総合リハビリテーション科[教育システム]

  • 1.教育・職員育成制度
    職員一人ひとりが目指すべき姿に到達できるように京都武田病院がサポートします。
  • 2.高い専門知識と人間力を持つ
  • 3.良い医療人の育成を促進する京都武田病院独自の風土

プリセプター制度

プリセプター制度とは見習いの新人(プリセプティー)を現場の熟達者(プリセプター)が一緒に現場で指導する「現場教育訓練(OJT)」の制度です。
当院のリハビリテーション科ではひとり一人に先輩職員がつき、最初の2ヶ月間はひとりで業務ができるように日常業務からカンファレンスの実施計画書の作成や、入浴、外出訓練、装具作成の作成などしっかり教育と指導を行います。

一人立ちができた後も、プリセプターは業務指導はもちろん、精神面での支援やプリセプティーの潜在能力を見極めて新たな目標への挑戦をさせるコーチの役割も持っているので、安心して自己成長を行うことができます。

教育ラダーの実施
(専門の教育プログラム)

当院では部門ごとに応じた育成プログラムを活用し、育成を行っています。このプログラムは段階別のラダーに分かれており、各々のラダーによって、内容が明確化されているので職員にとっては取り組むべき課題が一目でわかり、安心して自分自身のスキルアップにつなげることができます。

当初プログラムは、専門技術の向上を中心とした内容でしたが、現在は人間力の向上が約半分を占めるようになり、技術だけではなく、「心」を育成し、人間力を高めることが「感動あふれるサービス」へ近づく第一歩と考えています。

グループ担当制

当院のリハビリテーション科では装具班、高次脳班、車椅子班などの日常業務班と、ゲイトジャッジシステム、マイオモーションなどの最新式のリハビリテーションのデータを分析、発表につなげる研究チームの大きく2つに分かれています。

総合リハビリテーション科ではこのうちのどこかのグループに属してもらい、業務や研究を通じて専門的知識の獲得とリハビリテーションのスペシャリストの育成を目指しています。それぞれの担当班、担当チーム内での勉強会や研修も日々行っていますのでチーム全員の知識の向上が総合リハビリテーション科全体の知識の向上、スキルの向上につながっています。

伝達講習の実施

当院のリハビリテーション科では院外での学会や講習会で得た知識や技術を全体にフィードバックする伝達講習とよばれる勉強会も定期的に行っています。

OJT(実務を通じた研修)とOff-JT(現場を離れた研修)、SD(自己啓発、院外での研修)の3つをバランスよく行っていくことで効率的かつ、優れた人材育成につなげることができます。

語学教室
(英語)

外国人患者様の受け入れを強化したいという思いから院内で職員向けの語学教室を開催しています。
外国語を学びたいが遠くまで通うのは厳しいという方にとっても、勤務時間に院内で実施している語学教室は大変人気です。

日常の受け答えや、医療英会話など様々な勉強ができるので自分自身のスキルアップになります。

オリエンテーション

当院ではその年に入社された方を対象に春と秋の年2回、オリエンテーションを実施しています。
こちらでは当院の理念や目指すべき目標に対しての講演はもちろん、防犯・消防・各種ハラスメントについての講習勉強を行います。

また、グループワークや座禅研修も行っているので、コミュニケーションを通じて良い人間関係の形成にもつなげています。

リハビリテーション医学会研修施設

京都武田病院には、リハビリテーション専門医が在籍しており、日本リハビリテーション医学会研修施設として認定を受けています。
地域のリハビリテーション医療における基幹病院である当院で質の高い教育を受けていただけます。

日本リハビリテーション医学会認定証